沖縄の造り付け仏壇

うるま市のH様邸、造り付けお仏壇の制作です。
現在、6尺(1800㎜)程ある収納の半分を活用して、お仏壇を制作します。
残り半分はそのまま収納として利用できるようにします。

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始めに中心部に壁を作り、お供え物用のスライド引き出しを作ります。
引き戸はそのままの位置で利用しますので
戸に当たらない位置で材料をカット、大きさを調整します。


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仏壇本体の香炉置き、盃お茶置き、位牌置き、と3段作ります。


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残りの半分に棚を作り収納とします。

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下の開口にはロウソクや線香、仏具関係の小物が収納できるようになってます。

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クリアニスで仕上げ、香炉置きには焦げ付き防止のガラスを敷いてます。
スライド引き出しを引けばお供え物のスペースも広くとれます。


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他では見ない特殊なお仏壇
仏壇側の引き戸をガラス障子に取り替え完成です。


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沖縄の仏壇・造り方 7

仏壇の最後の工程です。
仮置きしてあった2段目までの板をゆっくりと取り外し写真のように傾けます。


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傾けた状態で裏からボンド付けビス止めで固定します。

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溝と桟木の部分にもボンドを付け板を被せます。

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最後の上段部分もボンド付けで被せます。最後はビス止めができないので溝や要所で緩みがないように
予め少しキツ目に加工を施しておきます。

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ここまでで組み立て作業は終了です。

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仏壇の内部組み立てが完了した様子です。


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最後にガラス障子の建具を取り付け完成
上下ともに4枚引き戸です。
最上部は欄間です。

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沖縄の仏壇・造り方6

初めに香炉を置く最初の段を取り付けします。
今回は、12mmベニヤ下地に表面はメラミン張りです。

通常同じヒバ材を使用する場合は、お互いの接地面にしゃくり(溝)を掘り込んで
ボンド付けで挟み込むとガッチリと仕上がりますが、今回はそれができないので、
ベニヤの下に受け材を取り付けボンド付け、締め端で挟んであります。

表面のメラミンは予め速乾ボンドで貼り付けしてあります。


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仏壇内部の下から見たかんじです。
ベニヤの裏面がみえてます。
この作業はなるべく夕方、作業終了間際に行うと
翌日の作業もスムーズに進みます。
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こちらが翌朝、締め端を外した状態です。12時間以上たっているのでガッチリついてます。

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次に2段目の立ち上がり、階段で言うと蹴込み板の部分です。
最初の段をしゃくりに挟み込むように予め溝をつけてあります。
壁面にあたる両サイドは隙間ができないようにカットし、
壁材に傷が付かないよう慎重に取り付けします。

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溝には木工用ボンドを付け裏から少しずつ叩きながら溝にハメて
いきます。全面がきれいについたら裏から細めのビスで固定。


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次に差し金で90度の角度を合わせ裏からビスで固定します。

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2段目の取り付け準備です。
階段でいうと踏み面部分です。使用する材料の切れ端じを使って
両サイドに受け桟を取り付けます。

画像で分かるように通常の階段と違い蹴込み寸法(蹴込み板から突き出した部分)は5分の位置に溝をつけてあります。
両サイド水平になるように調整して受け桟を取り付け、
ここで一旦固定する作業は終了です。

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ここから先は全て仮止めで作業していきます。
2段目の板の取り付けです。こちらも両サイド壁、接触面に隙間ができない様に
カットし仮に固定します。

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最後の段の立ち上がりです。これも2段目と同じ要領で仮に固定します。

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最上段も切れ端じを使って、差し金で90度を確認しながら
受け桟を固定します。受け桟はボンド付けで本止めです。

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両サイドと背面部分にも受け桟を取り付けた状態です。

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最後に最上段の板を乗せます。一度ではなかなか隙間なく合わせる事が
出来ないので鉋を使って少しづつ調整し合わせていきます。
最終的にセットし仮に固定。ここまで出来上がれば完成間近です。
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沖縄の仏壇・造り方5

まず下の引き出し部分から制作します。
桐の集成材を使い単純に4方、四角に造ります。
引き出しが硬くならないように少し幅を小さめにします。凡2ミリ位
小さすぎるとガタツキが出ますので注意!
今回、底板を2尺幅の化粧ベニヤを使用しますので
奥行きは約600㎜です。

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6ヵ所分造り終えたら、それぞれ収めてみます。
ガタツキがないか正面の面は平になるか確認します。
異常があればこの時点で修正し、正しく収まるように調整します。

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調整が済んだら引き出しを取り出し
鏡板を取り付けます。
引き出し正面の化粧仕上げ部分です。
材料は24㎜厚のヒバ材を使います。
木工ボンド付け内側から仕上げ釘止めにします。

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次に引き出しの下側に溝を掘ります。
この溝に指を掛けて引き出せるようにします。
簡単な方法ですがシンプルで正面から見えないので
綺麗に仕上がります。

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6ヵ所すべて終えたら引き出しを収めて調整します。
両サイドの隙間と真ん中の隙間がすべて同じくらいになるように
鉋を使い調整します。

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次にお供え物用のスライド引き出しを造ります。
今回は24㎜のランバーコア合板を使いました。
所定の長さ幅でカットし収めてみます。
下の引き出し同様、ここでガタツキ具合、正面の面合わせなどを調整します。

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調整が終えたら前框を付けます。さらにランバーの表面にメラミンを貼り付けました
サイドも同じようにメラミンを貼ってあります。
本体側には下と両サイドに敷居スベリを予め取り付けてありますので
スムーズにスライドします。

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こちらが完成です。
仏壇、下部の引き出し部分完成です。

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さらにこの時点で仏壇の内部スライド引き出しの上部に杉板を貼ります。
12mmのベニヤを捨て貼りし、その上に杉板を貼ってあります。
上部仏壇本体の底板になる部分です。
お線香など仏具関係を収めるスペースです。

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沖縄の仏壇・造り方4

壁の杉板を貼ります。
最初に背面部分から貼っていきます。
予め全体の寸法を測り両サイドが同じ幅になるよう割り付け
両サイドから貼ります。
この時割り付けた寸法より少しだけ幅を大きめにして杉板をカット
(約2ミリ位です)し木工ボンド付けで貼ります。

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次に真ん中部分です。
両サイドを少し大きめにカットし貼ってあるので
画像のように板が山になります。
これに表面から角材など長い材をあて
押しあてながら貼っていきます。
杉板は伸縮するので、こうする事で隙間なくピッタリと貼る事ができます。

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補足(木材には上下があるので逆にならないように注意)
画像のように下が樹木の根の部分です。
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次に側面部分も同じ要領で貼っていきます。
最後に天井ですが、今回は天井裏に人が入れるスペースがあるので
廻り縁を先行して、その上に天井板を乗せて貼ります。

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貼り方は壁と同じ要領です
こちらの画像は天井裏から見た画像です。
下地の桟木も裏から取り付けします。

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杉板貼り完了です。

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