沖縄のリフォーム・島専家
きくはら工務店のリフォームあれこれ★☆★
木制階段の造り方2
廻り階段部分が終わったら、上下のストレート階段の側板を掛け
踏み板を取り付けます。
すべて木工ボンド兼ビス止めです。
蹴込みがあとから付けれない場所は最初に付けておきます。
側板を先に掛ける事により、階段の微妙な傾きもなく
良い感じに収まってくれます。

踏み板をすべて付け終わったら
蹴込み板の取り付けです。

蹴込み板の取り付け完了です。すべてビス兼ボンド止めです。

ちょっと確認し辛いですが、
右の側板の繋ぎ部分も溝をほり、栓を差し込んでであります。

ここから廻り階段です。


ベニヤに出した墨通りの位置に収まってます。

これが2階に上がるストレートの階段です。
右下の側板繋ぎ部分も、溝掘り栓差し込みで仕上げてます。

全体から見た感じ。
この施工方は半柱をFL(床)から立てる必要がないので
下の空間を有効利用できます。
これで開通したので、あとは壁を作りながら手摺りも繋げます。

踏み板を取り付けます。
すべて木工ボンド兼ビス止めです。
蹴込みがあとから付けれない場所は最初に付けておきます。
側板を先に掛ける事により、階段の微妙な傾きもなく
良い感じに収まってくれます。

踏み板をすべて付け終わったら
蹴込み板の取り付けです。

蹴込み板の取り付け完了です。すべてビス兼ボンド止めです。

ちょっと確認し辛いですが、
右の側板の繋ぎ部分も溝をほり、栓を差し込んでであります。

ここから廻り階段です。


ベニヤに出した墨通りの位置に収まってます。

これが2階に上がるストレートの階段です。
右下の側板繋ぎ部分も、溝掘り栓差し込みで仕上げてます。

全体から見た感じ。
この施工方は半柱をFL(床)から立てる必要がないので
下の空間を有効利用できます。
これで開通したので、あとは壁を作りながら手摺りも繋げます。

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廻り階段の造り方
側板を使った廻り階段の墨付けです。(定規作り)
今回の階段は5段です。元々6段で廻っていた階段でしたが
急勾配なので緩やかにしたいとの要望で、5段で計画しました。
天井や周囲の兼ね合いでギリギリの段数です。
4分ベニヤを使って開口寸法に収まるよう、幅奥行きの墨を打ちます。
ちょっと見ずらいと思いますが、5等分の墨は、
中心から約60㎝以内の位置で均等になるように墨を打ってます。

図で解説するとこんな感じですか。
円周率の計算で半径X3.14÷5でだしても良いのですが、
これは、差し金を使って出してます。
その方が半端な数字がでなくて済むし測り易いです。
尺貫法の差し金で、表目に通常尺、
裏に角目尺と丸目尺が表示されている物を使います。
まず、中心から丸目の6尺の位置で円を書きます。(約60センチ)
の位置6÷5=1.2ですから、差し金の表目で1尺2寸です。
その位置に印を付け墨を打っていくのですが、中心部分を見ると
少しズレているのが分かると思います。廻り階段の場合、
蹴込みの位置が重要になってきますので、
蹴込み板に変な隙間ができない位置で墨を出します。
5段目の階段で説明すると蹴込みが半柱の角にあたるように
墨付けしてるのが分かると思います。
図の点線が蹴込みの位置です。
踏み板を作る際は、こういった定規を利用すると正確に作れます。
2段目に示してる感じで、実線から点線までが踏み板の幅です。

中央の半柱です。この延長が手摺りになります。
墨通りに切欠いてあります。
この部材は宙に浮いた状態になるので床からの
寸法を測る必要はありません。

予め作っておいた側板の設置です。
この段階では、廻り階段部分のみです。

下の段から踏み板を設置します。
その方が微妙な調整をしやすいです。

踏み板は幅があるので途中で継がないといけません
継ぎ手の小口は予め溝を掘っておき、栓を差し込みます。

3段目まで完成です。

全て設置完了です。
5段目の側板を切欠いてあるのは下の天井が掛ってくるためです。
通常は300㎜の集成材がそのままつながってます。

中心の半柱です。
それぞれ所定の位置に収まってます。

裏から見た写真です。蹴込みの位置が分かると思います。
数十年も前ですが当初作った時は、この蹴込みの位置を
計算せず踏み板の位置だけを気にした為、半柱に掛る収まりが
悪くなってしまい途中で治した経験があります。
今回の階段は5段です。元々6段で廻っていた階段でしたが
急勾配なので緩やかにしたいとの要望で、5段で計画しました。
天井や周囲の兼ね合いでギリギリの段数です。
4分ベニヤを使って開口寸法に収まるよう、幅奥行きの墨を打ちます。
ちょっと見ずらいと思いますが、5等分の墨は、
中心から約60㎝以内の位置で均等になるように墨を打ってます。

図で解説するとこんな感じですか。
円周率の計算で半径X3.14÷5でだしても良いのですが、
これは、差し金を使って出してます。
その方が半端な数字がでなくて済むし測り易いです。
尺貫法の差し金で、表目に通常尺、
裏に角目尺と丸目尺が表示されている物を使います。
まず、中心から丸目の6尺の位置で円を書きます。(約60センチ)
の位置6÷5=1.2ですから、差し金の表目で1尺2寸です。
その位置に印を付け墨を打っていくのですが、中心部分を見ると
少しズレているのが分かると思います。廻り階段の場合、
蹴込みの位置が重要になってきますので、
蹴込み板に変な隙間ができない位置で墨を出します。
5段目の階段で説明すると蹴込みが半柱の角にあたるように
墨付けしてるのが分かると思います。
図の点線が蹴込みの位置です。
踏み板を作る際は、こういった定規を利用すると正確に作れます。
2段目に示してる感じで、実線から点線までが踏み板の幅です。

中央の半柱です。この延長が手摺りになります。
墨通りに切欠いてあります。
この部材は宙に浮いた状態になるので床からの
寸法を測る必要はありません。

予め作っておいた側板の設置です。
この段階では、廻り階段部分のみです。

下の段から踏み板を設置します。
その方が微妙な調整をしやすいです。

踏み板は幅があるので途中で継がないといけません
継ぎ手の小口は予め溝を掘っておき、栓を差し込みます。

3段目まで完成です。

全て設置完了です。
5段目の側板を切欠いてあるのは下の天井が掛ってくるためです。
通常は300㎜の集成材がそのままつながってます。

中心の半柱です。
それぞれ所定の位置に収まってます。

裏から見た写真です。蹴込みの位置が分かると思います。
数十年も前ですが当初作った時は、この蹴込みの位置を
計算せず踏み板の位置だけを気にした為、半柱に掛る収まりが
悪くなってしまい途中で治した経験があります。

木製階段の造り方1
うるま市の住宅リフォーム現場です。
木制階段の制作風景
始めに墨出しです。総高さを段数で割り出し、墨を打ちます。
2本の墨がありますが、下の墨が階段の踏み板の位置で、上の墨が側板の墨です。
間隔は2寸です。周囲すべて墨を出します。壁がない場所は12mmのベニヤ等を仮に立てそれに墨を打ちます。


上の墨に合せて側板を仮設置します。
コーナー入り隅は、上から下りてくる材料に下から来る材料を突き付けるように固定すれば見栄えが良いです。
墨に合せて微妙な角度も調整し、下から上まで仮に固定します。



次に板を取り外して、踏み板と蹴込み板が収まる部分を
溝掘り機で掘っていきます。
踏み板の先が30㎜飛び出すように蹴込み板はその分下げてます。

廻り階段部分の側板です。
こちらも同じように溝をシャクリます。
作業はベニヤ等で定規にすると楽です。


木制階段の制作風景
始めに墨出しです。総高さを段数で割り出し、墨を打ちます。
2本の墨がありますが、下の墨が階段の踏み板の位置で、上の墨が側板の墨です。
間隔は2寸です。周囲すべて墨を出します。壁がない場所は12mmのベニヤ等を仮に立てそれに墨を打ちます。


上の墨に合せて側板を仮設置します。
コーナー入り隅は、上から下りてくる材料に下から来る材料を突き付けるように固定すれば見栄えが良いです。
墨に合せて微妙な角度も調整し、下から上まで仮に固定します。



次に板を取り外して、踏み板と蹴込み板が収まる部分を
溝掘り機で掘っていきます。
踏み板の先が30㎜飛び出すように蹴込み板はその分下げてます。

廻り階段部分の側板です。
こちらも同じように溝をシャクリます。
作業はベニヤ等で定規にすると楽です。


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